石積みの家の建具 窓編1

Category : 家造り関係
石積みの家の建具、戸口編に続き 窓編です。

窓には、思い入れがあります。

特に惹かれるのが、小さな窓。

壁にあいた、形を変えた穴のようなイメージ。。

ギリシャの島の白い壁に彩られた小さな窓の数々に
どれほど、あの中のくらしへの想像を掻き立てられたか・・

「あの窓から外が見たい。。」 

そんな気持ちにさせる窓と、これまで、いっぱい出会ってきました。
昔、旅をしていた時はもちろん、
そして今、そこらを散歩する時も、 いつでもそんな窓を探してしまいます。


「窓」について思いをめぐらし始めると、どんどん話がそれていってしまうので
話を建具に戻しますが
我が家で、そんな窓のイメージに近いのは、
西側の石壁に一つだけある、この窓でしょうか。

   ツルバラのフェンス仕立てで、窓のまわりを囲むように誘引しています。

   窓2

   クレマチスの時期は、なんとな~く、ふんわり垂れ下がる感じで・・・・

   西窓クレマチス


   家の中から見るバラの時はこんな感じ。

  窓景色

   さらに家の中での、この窓の存在の風景。
   西側の窓だけに、西日が差し込む時間は、強烈にインパクトがあります。
   窓辺に飾った、なんでもないツユクサが、黄金に輝きます。。

西窓光

開口部は、アーチ型になっていますが、
四角い窓プラス半月型のガラスがはめ殺しになっている仕様です。
半月というか随分細い三日月ぐらいですが・・・(笑)

この三日月部分の造作は主(あるじ)が作りました。
曲線は曲がりコンパネを使い枠をつくり、
型紙をとり、ガラス屋さんで切ってもらった板ガラスを、はめ込んであります。

家を造る時、あちこちに窓が欲しくなっちゃったりしがちですが、
この、西側に一個だけは、壁との分量のバランスが気に入っています。
(ワンルームみたいな間取りなので、通風もばっちりです。)

上の窓は片開きの窓ですが、引き違いの窓に関しては、
窓枠本体もとても軽く、はずすのが簡単で、、この手の建具のとても良い点だと思います。

以前、主屋サイトでガラス拭きの様子を載せましたが、こうすると本当に簡単。
ガラスだけ抜き取ることも出来ますが、
このままひっくり返して内側、外側がその場で一気に拭けます。

窓拭き



これが、水切り部分(黒いパーツ)。
軒も深いし壁も厚いので、実際雨がかかることはないのですが、 
溝を掘ってもらった木の枠に、水じまいを良くするように取り付けます。
この水切りは板金屋さんに作ってもらい、取り付けは、主(あるじ)がやりました。

戸のすべりは軽く極めてスムースで、
アルミのサッシ枠などに比べ構造が単純だけに、ここの掃除も数段楽です。

水切り


もうひとつ、この建具でたまらなく 「いいなあ~」と思うのが、このねじ式の鍵。
オーソドックスなデザイン・・・永遠だと思ってしまいます。
若い方は知らないかもしれませんが
出かける前にキコキコするのが未だに楽しい・・・・しかも真鍮製、完璧です。

かぎ

いいところばかり、書いてきた昔ながらの木製建具。

何か難点を無理に探してみました。我が家の(シングルガラス)場合。

けっこう考えて・・・・・・

★ 防犯性は弱い。 確かに普通の板ガラスなんて割る気ならね~~

★ 防音性も低い。   でも 静かな住宅散在地なので問題なし

★ 当然、低気密、低断熱。  でも 高機能ゴザカーテンと
分厚い石壁でバランスがとれるのか、むしろ身体にいいぐらい ← 自画自賛

難点もあるとはいえ、我が家は、今のところ困っていません。

時代とは逆行するのかもしれませんが、
高級木製サッシを入れられる余裕がない我が家にとっては
この建具の選択は、石積みの家にピッタリの、実に満足のいく選択でした。

・・・時代逆行といえば、お気づきかと思いますが、我が家の主屋には網戸をつけてありません。

なんだか終わらない展開になってきました。
このあたりの事は、さらに引っ張るようですが、また次回に・・続く・・・







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Comment

No title

こんにちは。
本日も素敵な写真ありがとうございます。
窓から見えるバラ・・
太陽の光と影・・・石積みの壁・・・もう大好きです。

私は以前住んでいたところで、ERをはじめいろんなバラを育てていました。
バラの姿、香り・・最高の癒しです・・

今日も朝から元気いっぱいになりました。

水切り部分とても参考になりました。
いつもありがとうございます。

★そらさんへ

そらさん、バラのオーソロティーでしたか。

バラは、手がかかるけれど、かけがいのある花ですよね。
とか言って、我が家のバラはもうちょっと手をかけてあげないとかわいそうなんです。e-350

最も好きなはずの淡いピンクのバラもないし・・・
正直、イメージどおりにいってないバラ事情なんですが、
それでもバラが咲く度に、《優雅そのもの》に魅了されてます。

ところで、建具とあんまり関係ない話ばかりで、すみません。
このまま突っ走って、またさっき続編の方UPしましたので、
時間のある時、見て下さいね。
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<5年かかって造った石積みの家>

Author:住民B
信州移住後、夫がDIYで石の家を造っています。主屋、丸い小屋と続き、現在3作目が進行中。【住民】本業は庭師の主(あるじ)。その妻住民B。雑種の愛犬らくの夫婦と一匹。

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